口腔外科
複雑な親知らずの抜歯手術、顎関節のさまざまな症状、
口腔外傷および口腔腫瘍の診断・治療を行います
口腔外科は歯のみならず、顎口腔領域の外科処置を中心とした診療科であり、歯科のなかでは少し専門性の高い分野となります。これらの症状でお困りの際はご相談ください。
多くのケースでは当クリニックでの対応が可能です。また東大阪の歯医者 たはら歯科クリニックは市立東大阪医療センター、大阪歯科大学病院などの高次医療機関とも病診連携をすすめておりますので、より専門性の高い診断・治療を受けていただくことが可能です。
親知らずは、20歳前後に崩出する永久歯であり、智歯ともいいます。
はえてくるスペースが十分でないケースが多く、斜めに出てきたり、水平に歯ぐきや顎の骨の中に埋まってしまっている場合が多いです。正常にはえてきても、奥歯であるために、食べかすが溜まりやすく、歯ぐきの炎症を誘発し、お痛みが出やすいです。
いつお痛みが出るか分かりませんので、過去に腫れたり痛みが出られたことのある方や、気になっておられる方は抜歯をお勧めします。東大阪市の歯医者 たはら歯科クリニックでは急性症状が無く、持病がない方などは初診時に抜歯手術を行うことも可能ですので受診ください。
顎関節(あごの関節)周辺に何らかの異常がある「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などが主な症状である慢性的な疾患で、これらの症状を総称して顎関節症と呼びます。
原因は顎関節の形態の異常、ずれ、くいしばり、顎関節を動かす筋肉のバランスの異常、そのほかにも原因があり、これらが単独あるいは複合し症状として現れます。またこれらの症状が進むと慢性的な顎関節脱臼、いわゆる顎が外れた状態に進む場合もあり、注意が必要です。
顎関節症の治療法
患部を安静にする、顎関節にかかる負担を軽減するためのマウスピースを製作する、顎関節に負担のかかる生活習慣を改善する、顎関節の理学運動療法を行う、顎関節を動かす筋肉のバランスを整える薬を服用する、などの保存療法を組み合わせることで80%前後の患者さんの症状に改善がみられます。
顎関節脱臼
顎のつけ根である下顎頭と呼ばれる部位が正常顎運動範囲を大きく逸脱して自力で元の位置に戻せない状態、いわゆる「顎が外れた」状態を指します。
顎関節脱臼はあらゆる年齢層に起こりうる疾患ですが、年齢別の発生頻度では20歳代の若年者層と70〜80歳代の高齢者層に多い傾向にあります。顎関節脱臼でも繰り返し起こる習慣性顎関節脱臼は高齢者層に多く見られます。
日本は高齢化社会であり、それに伴い習慣性顎関節脱臼が増加傾向にあります。顎関節が脱臼した状態では通常の嚥下が困難となるため誤嚥性肺炎を生じることもしばしば見られ、いつ起こるのか予想がつかず、頻繁に脱臼が生じる事もあります。
治療方法としては外れた顎を元に戻す、いわゆる顎関節整復術を行います。お困りの際はご連絡ください。
転倒、衝突、体育授業中の事故などによる歯の破折、脱臼に対する歯の修復、再殖処置を行います。
また同時に唇、舌の裂傷に対する縫合・止血処置も行います。
歯ぐき、唇、舌のできもの(口腔腫瘍)は放置すれば重度の機能、審美障害に至ることもまれではありません。
また、なかには悪性腫瘍(いわゆるガン)もあります。このようなお口の中のできものの鑑別診断・早期発見を行い、当クリニックで対応可能のものに関しては手術して除去します。
悪性腫瘍などの専門的治療が必要なケースは連携している高次医療機関をご紹介いたしますので受診ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00~13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● | ● |
15:30~19:30 | ● | ● | / | ● | ● | ▲ | ▲ |
【休診日】水曜日、祝祭日、第1・3・5日曜日
※日曜日は第2・4日曜日のみ診療
▲=14:30~16:30
近鉄奈良線「八戸ノ里駅」徒歩1分
専用駐輪場完備(単車対応)
|Site map|
©たはら歯科クリニック